犬の病気の中でも、身近でかかりやすい病気が『寄生虫病』です。犬は散歩やお出かけ、外にてた時に、よく体にノミやマダニをつけます。
今では、市販でもノミやマダニ対策の薬品が売られているので目にしたこともあると思います。が!市販の薬品では『忌避効果』(避ける効果)が主な成分なので、完全な予防ができてるとは言えません。
今回は、実際にノミやマダニが犬に与える危険性についてまとめました!
実は、犬だけではなく人間にも被害が及ぶコワ〜イ虫なんですよ?!?
寄生虫病とは?
犬がいつも以上に体を掻いていたり、皮膚に異常を見つけた時は要注意です!
自分で判断せずに、すぐにかかりつけの病院に連れて行きましょう。
・ノミ
犬の血を吸って刺激を与え、瓜実条虫を媒介する。ノミに刺されると、ノミアレルギー性皮膚炎を起こし、痒みをともなう。これによって、犬が皮膚を掻き壊す場合もある。掻くことでさらに細菌が増え、二次感染を起こし痒みの増す原因になる。
・マダニ
犬の皮膚に寄生し血を吸う。山林・河原や公園などの草むらに潜伏している。貧血を起こすだけでなく、命に関わる感染症も媒介。
室内犬でも病気になる?!
室内犬だからといって、ノミ・マダニ予防をしないのは危険です!!
私たちは、日頃から外で生活するが多いです。飼い主さんの衣服についた虫が、部屋の中に持ち込まれることがあります。
さらに室内で感染すると、あらゆる家具や洋服にも付着する恐れがあります。
それらが卵を産むと、虫の数も多くなっていきます。早く駆除しないといけないので、掃除機をかけっぱなしにしたり、洗濯物が大量になったり…絨毯なんて洗うの大変で買い替えなんてことも!
大変ですよね…!!!
危険性がないとは言えないので、予防をしっかりと行ってください!◎
人にうつる危険性
これら犬の病気が人にうつる可能性は、あります!!!
私たちが、ペットに寄生したノミに刺されると、皮膚炎を伴う「ノミ刺咬(しこう)症」になってしまいます。かゆみ・赤い発疹など皮膚炎を起し、掻きむしることで二次感染を起こし化膿する場合があります。また、ノミが媒介となり、猫引っかき病等と併発することもあります。
寄生虫病の解決策
上記でも書いた通り、市販のノミやマダニ対策の薬品は『忌避効果』(避ける効果)が主な成分なので、完全な予防ができてるとは言えません。獣医さんから事前の予防薬を処方してもらってください。
コメントを残す