あなたは、食パンの正しい保存方法や活用術をご存知ですか?
これを読めば、食パンをずっと美味しく食べることができ、余った食パンも生活の役に立つあるものに変身させることが出来ちゃいます♪
ぜひ最後までご覧ください!
そもそも消費期限と賞味期限の違いってナニ?
私たちが普段手にしている食品には、消費者が安心安全・おいしく食べられる期間が決められています。
商品によって、その期限を「消費期限」と表したり「賞味期限」と表したりします。この2つの言葉は似ているようで違った意味を持っているのをご存知ですか?
【 消費期限 】
安全に食べることのできる期限のこと。
※ただし!食品の袋や容器を開封しないまま、その商品の保存方法(温度や湿度等)を守って保存していた場合に限る。
例)弁当、サンドウィッチ、生菓子、生めん、食肉…
(出典:農林水産省HP「消費期限と賞味期限」より引用)
【 賞味期限 】
品質が変わらずにおいしく食べられる期限のこと。
※ただし!食品の袋や容器を開封しないまま、その商品の保存方法(温度や湿度等)を守って保存していた場合に限る。
例)チーズ、缶詰、スナック菓子、カップ麺…
(出典:農林水産省HP「消費期限と賞味期限」より引用)
このように、消費期限と賞味期限には「安全に食べることのできるかどうか」の違いがあります。今ご家庭で保存されている食品はどちらのものなのか、きちんと確認しておくと安心です♪
間違えていない?正しいパンの保存方法
さて、『食パン』の期限は消費期限か賞味期限か…どちらでしょうか?!
正解は…消費期限です!!!
食パンの欠点と言えば、この消費期限が短いこと!!なんと、買ってから2日後には安全に食べることが出来なくなるんです。食べ切れなかったら捨てることになり悲しいですよね。
今回は、消費期限を1ヶ月に延ばす方法を伝授いたします♪
① 食パンを食べやすい大きさや厚さにカットする。
② カットしたパンごとにラップによく密着させて包む。
③ さらに袋に入れる。この時、空気を抜いて置くとなお良い◎
④ 冷凍庫で保存する。保存中は袋の開封をこまめに行わないことがオススメ。
⑤ 食べるときは、袋から取り出してからラップのまま自然解凍する。解凍できたら、オーブントースターやプライパンなどで焼く。
今回ご紹介した方法の中で、とても大切なポイントは『冷凍庫で保存する』という点です。
〜 なぜ、冷蔵ではなく冷凍なのか? 〜
これには『カビ』が関係してきます。
食パンには、約35〜40%の水分が含まれていて、微生物が繁殖するにはとても居心地の良いのです。ですので、目ではカビが見えなくても消費期限を過ぎた食パンを食べるのは危険なのです。
消費期限を過ぎていても、食パンにカビた様子はなく『食べても大丈夫かな?』ということもありますよね。それは、パンの耳が食パン内部に含まれる水蒸気を受け止めているから、カビの繁殖が始まっていないだけ。
内部の水分がパンの耳に溜まってくると、耳が多くの水分を含むようになります。これによって、さらに水分活性値(食品に含まれる遊離水が微生物の繁殖に関与し、それが多いとカビや最近が繁殖すること)が増え、カビが繁殖し始めます。
−18℃以下の冷凍保存であれば、カビの発生・繁殖を防ぐことができます。
さらに、食パンに含まれるデンプンやグルテンの劣化を遅らせることができ、風味を損なうことなく解凍後も美味しく食パンを食べることができます。
常温と冷凍、それぞれの保存期間の目安は?
常温であれば、購入した食パンにある消費期限を守っていただければ安心です。ただし、ご家庭の湿度や温度によっても変化するので、開封後は早めに食べることをオススメします。
上記で紹介した冷凍方法であれば、だいたい1ヶ月ほど保管が可能です。保存袋を頻繁に開け閉めした場合は、2週間くらいで食べきることをオススメします。
【保存期間の目安】
常温保存 → 2〜3日 / 冷凍保存 → 1ヶ月前後
消費期限切れのパン・焦がしちゃったパン、捨てるなんてもったいない!【活用術】
『食パンを正しい方法で保存しないまま消費期限が過ぎてしまった…。』
『あぁ…食パン焦がしちゃった。』
”もったいないけど捨てよう…”
なーんて思う方たくさんいませんか?!もったいないと思うなら、捨てないこと!
捨てちゃいたい食パンは、少し手を加えるだけで便利なお役立ちグッズに変身するんです♪本で読んだ活用術をご紹介します!!
焦げたパンは炭のような性質を待っているので、脱臭に効果的です。
誤って焦がしてしまった食パンも、期限切れのパンも真っ黒になるまで焼いてみてください。
私の家には、トースターがないのでフライパンで地道に焦げを付けていきます。この作業をするときは、しっかり換気をしてください!
(今回は少し白い部分を残していますが、もっと真っ黒がいいと思います。)
真っ黒になったら、細かく刻んで、容器に入れます。このとき容器にはフタをせずに開けたままにします。
あとはこれを冷蔵庫に入れるだけ!とっても簡単ですよね♪
この他にも、消費期限の切れた食パンをちぎって砂糖の容器に入れると砂糖のカタマリがなくなってサラサラになります!
食べれないからといって捨ててしまう前に、ぜひ活用してみてください♪
まとめ
今回は、食パンの保存方法から活用術まで紹介しました。
食パンは、今ではお米と肩を並べるくらい私たちの中で身近な食品になっていますよね。これからも安全に食べれるようにご家庭での保存方法を守ったり、すぐ捨てずに食品も再利用することを心がけてみてください☆
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